子局には、「屋外拡声受信機」と「戸別受信機」の2種類があります。「屋外拡声受信機」は、道路脇や避難場所などに10~15mの鉄柱やコンクリート柱を建て、スピーカーを取り付けたもののことで、「市町村の防災センター」から送られてきた音声情報を拡声、伝達します。家庭に設置する「戸別受信機」も、同じく「市町村の防災センター」から送られてくる音声情報を、家の中で聞けるようになっています。
屋外拡声受信機」からの音声だけでは、お年寄りには詳しい状況がわかりづらいこともあります。「戸別受信機」を自宅に置くことで、「市町村の防災センター」からの情報が聞き取りやすくなります。また我が家に緊急放送のシステムを設置しているという安心感が、お年寄りの防災に対する不安を和らげてくれるはずです